最近どう?
と聞かれた時、あなたはなんと答えますか?
とりあえず、「絶好調!」と言ってみてください!
気になる理由は、今から説明していきます。
絶好調の基準って?
そもそも絶好調の基準って何ですか?
実は、自分なんです。
もちろん他人から評価されることもありますが、私たちの日常の評価者はほとんど自分なんです。
例外として、プロのアスリートだったり、テレビで見る有名人、最近だとyoutuberとかになると数百、数千万の人が評価することもあるので他人の評価が大きい傾向はあるけど、私たちの場合はほぼ自己評価なんです。
言葉の力は強い
人間の脳は、絶好調と言った瞬間に脳が「そうかと、絶好調か」と思うようになっています。
これは医学的にも証明されていることだそうです。
例えば、病院に行って先生からこんなことを言われたとします。
「あああだいぶ調子悪いですね。顔色相当悪いですよ。もう長年の疲れが蓄積して、簡単には元に戻らないですね。」
と言われたら、本当に病気になるそうです。
それぐらい言葉の力は強いんです。
自分で選ぶ言葉ぐらいは自分で自由に選べるので、最近調子どお?とか言われたら、とりあえず何も考えずに、まず絶好調と言っておきましょう。
人間の脳は面白い 
このように、人間の脳はおもしろくて、言葉を使うとその言葉に対して思考が働くようになっています。
絶好調と言った瞬間に、なんで絶好調?となり、その理由を仮説します。
そういえば最近、家族が笑ってるとか、インフルエンザが流行ってるのにインフルエンザにかかってないとか、昨日まですごく調子悪かったのに、今日はちょっと上り調子になっているとか、そういうふうに、絶好調と言った瞬間に絶好調な理由を探すようになっているのです。
人間の脳は仮説を証明したくてしょうがないんです。
仮説はどこからきている?
仮説はどこからきているかというと、すべて自分からきています。
自分が絶好調といえばそれが仮説となって、絶好調の理由は何だろう?と考える。
とりあえず風邪はひいていないな。
人間関係で大きくは揉めていないな。
落ち込んでいたのは昨日の夜までで、今朝はきのうの夜に比べると少しましとか。
第一印象が大事とよく言いますよね?それにはちゃんと根拠があんです。
会った瞬間に感じがいい!と思った瞬間に、感じがいいという自分が脳の中で作り出した言葉を仮説として証明しようとします。
そういわれてみれば髪型もさっぱりしているし、シャツもきれいに折り目がついてるし、笑顔もさわやかだ。という風に。
でも、会った瞬間に、この人なんだか嘘くさいとか、なんか怪しいと思った瞬間に怪しいところを全力で探すようになっています。
ちょっと目が泳いでるしとか、よく見ると鼻毛が出てるとか。
インナーワードがやばい
最初の仮設のほとんどのものが「インナーワード」と言われてるのものです。
頭の中で生み出された言葉。
このインナーワードがやばいんです!
インワーワードって1日に何語ぐらい出てくるか知ってますか?
所説あるのですが、おそらく3万語ぐらいだろうと言われています。
「暑い 死ぬほど暑い こんなに暑いのに仕事するなんてバカバカしい」
こんなインナーワードを発すると、次第に働く意欲は低下していきます。
嫌いな人がいたとして、あいつむかつく、たたきてーと思えば思うほど嫌いな奴に支配されていくようになっています。
これは何かというとインナーワードなんです。
このインナーワードを意識的にコントロール出来れば、ほぼ脳はコントロールできる。
でも、気を付けてください。
ただ、絶好調と言えばいいわけではありません。
発する言葉はポジティブでも、インナーワードがネガティブではダメなんです。
インナーワードがネガティブなのに、人前に出た時だけポジティブなことをしゃべっている時、これはマインドがずれているので、いわゆるコンテンツ、言葉が伝わらないという現象が起きてしまいます。
これが一致するかどうかは、日常インナーワードを外に向かう言葉と一致させるというトレーニングをしておくことが大切になってきます。
インナーワードをコントロールしよう
インナーワードがコントロール出来ると、私たちの心はコントロールできます。
もちろん、いきなりインナーワードをコントロールするのはしんどいなと思うかもしれません。
そう思った場合は外に出る言葉からコントロールしても構いません。
外に向かう言葉をポジティブにしていくと、だんだんインナーワードもそっちに合ってきます。
このインナーワードを意図的にコントロール出来れば、自分が気分と呼んでるものとか、マインドと呼んでるものとかはコントロール出来るようになります。
これからインナーワードを意識して生活してみてください。
トレーニングあるのみです!